ヨコハマトリエンナーレ2014 参戦記 その1

お知らせ---ヨコハマトリエンナーレ2014はまリンクが本邦一の現代アートイベントに初参加。 横浜ものづくり企業とのコラボレーションを企画プロデュース、そして製作!

第1話 はまリンク、ヨコトリへ初参戦!

3年に1度、横浜で開催される日本を代表する現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ」。
2005年にスタートして4回目となる。いまや世界的な展開を見せる地域芸術祭の中でも、毎回数十万人が押し寄せる日本を代表する芸術イベントだ。世界中のアーティストも俄然注目している。

総合ディレクターを務めたのはアーティストの森村泰昌氏。
「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」という今回のテーマは、本を読むことも持つことも禁じられた世界を描いたレイ・ブラッドベリのSF小説『華氏451度』に対するオマージュだ。「忘却」に着目した400点以上の作品が横浜に集結する。

横浜市では、市民やNPO・企業と連携を図りながら、まち全体でトリエンナーレを盛り上げる取り組みをしている。
市民や地域の文化度を高め、地域ブランドを高めていくすばらしい政策だ。はまリンクは、ただ芸術作品を鑑賞するのではなく、参加できるという点に着目した。「横浜ものづくり企業といっしょに何かできないかな……」と。

参加プログラムは、こうだ。
①応援プログラム・・・会期中に開催される文化芸術拠点やNPO団体等が主催する企画等が対象
②応援グッズ・・・「応援ロゴ」を使用し、独自グッズを開発する事業者が対象

ものづくりの現場のリアルさに感化されたはまリンクは、迷わず②を選択。「応援ロゴ」を使って、オリジナルグッズを開発する。しかも、主会場である新港ピアや横浜美術館の公式ショップで販売できるのだ。
ものづくりとアート、そして流通、販売を経験できる希有なチャレンジだ。はまリンクがサイトを通して伝えたいテーマばかりである。参加しない理由はない。

応援ロゴを使って、何をつくるか。これまでに出会うことのできた、どこのものづくり企業に企画を持ち込むか。
商品は何か、素材は、工程は。販売価格、原価、損益分岐点。ローリスク/ローリターンがスタイルのはまリンクではそんな議論もワクワク感で満たされる。

「やってみようか、おもしろそう」が信条のはまリンク。
トリエンナーレ初参戦が始まった。2014年6月のことだった。