光輝化成株式会社

モノを動かすところに「ギア」がある|光輝化成

光輝化成株式会社

〒224-0043 横浜市都筑区折本町494-1
代表電話番号: 045-474-3810

プラスチック射出成形加工、超精密歯車、試作

光輝化成は超精密なプラスチック成形加工を得意とし、高精度が要求される歯車をはじめ、水素燃料電池などの精密機器の部品を製作しています。常にお客様の広範なご要望にお応えしており、その精度には絶対の自信を持っております。

モノを動かすところに「ギア」がある

  • 高精度はすば歯車

    高精度はすば歯車
    POM JGMA 0級 歯形・歯筋 N7 対応

  • 水素燃料電池セパレーター

    水素燃料電池セパレーター

光輝化成は超精密なプラスチック成形加工を得意としており、高いレベルでの精度、強度が要求される歯車をはじめ、近年では次世代の発電装置として実用が進む水素燃料電池などの精密機器の部品を製作しています。

1967年の創業以来、40余年にわたり絶えざる技術と品質の向上に努め、一貫して蓄積してきた超精密な部品製造の豊富な経験を活かし、お客様の広範なご要望や目まぐるしく進化する技術革新に対応しています。

光輝化成は常に成長と革新を続けており、長年培ってきた技術には絶対の自信を持っております。さらに、企業活動を通して社員一同、地域や社会への貢献および環境の改善へ積極的に取り組んでおり、持続可能な社会の発展に貢献しています。

はまリンク取材班が社長に突撃インタビュー


会社設立の経緯を教えていただけますか?

もともと銀行員だった初代は、高度成長期の当時、これからは石油化学製品、特にプラスチック材料が拡大することを見込みプラスチック射出成形の工場を創業しました。創業の地は三ツ沢です。その後、二代目が継ぎ、次いで私が代表になりました。
私自身大きな企業で金型・成形・生産技術の仕事をしていましたが、原点回帰で「ものづくり」に専心することといたしました。2004年に現在の新社屋が出来、翌年に新工場を集約して現在に至ります。2009年には県知事より神奈川県優良工場に指定され表彰もされました。

新しいステージに進んでいるのですね。これまではどのような仕事をされてきたのですか?

精密はすば歯車やプリンターヘッド部品、光通信部品、デジタルカメラの肉薄部品や光学絞り部品などです。複写機は時代に応じて、インクドット、インクジェット、レーザーと進化してきましたが、ずっと関わってきた分野です。ものを動かすところには必ず「ギア」がある。この言葉を信条に複写機用の歯車を作ってきました。
複写機は常に「より早くより美しく」を求めてきた歴史があります。特に「より早く」を実現するには高速回転に耐える歯車が必要です。歯車の強度を上げなくてはなりませんでした。

  • 高精度はすば歯車

    高精度はすば歯車

  • デジタルカメラ用シャッター絞り羽根(肉厚0.1mm)

    デジタルカメラ用シャッター絞り羽根(肉厚0.1mm)

なるほど。では複写機の「より美しく」という要望に応える技術はどういったものなのでしょうか?

「精度」ですね。精度の部分が弱いと微妙な色ずれが生じたりします。各種歯車測定器を用いた検査、測定にも力を入れています。
光輝化成の超精密プラスチック成形加工製品の特長は、「精度」「強度」「耐久性」の三本柱がしっかりしているところです。この基礎となる技術力で勝負できるから、お客様が求めている「質」「価格」「スピード」に対する高度な要望に対して誠実な対応ができるのです。図面に忠実にできるだけ早く製作するのが大切です。ただし、いろいろな部品を組み合わせて動的な負荷がかかった状態になると、単品のみの検査をした時の状態とは違ってきます。ですから、お客様のところに出来上がった製品を持って行き、細かな調整をしていく必要があります。

高精度な部品を製作するために各種測定器を用いた検査や測定に力を入れています。

  • 歯形・歯筋測定機

    歯形・歯筋測定機

  • 真円・同軸度測定機

    真円・同軸度測定機

  • 片歯面噛合い測定機

    片歯面噛合い測定機

お客様のところに直接出かけて検査測定されるのですか? 横浜の地でものづくりをすることのメリットはどのようなことですか。

横浜近郊には大手メーカー様の開発拠点が多いことが特徴です。こうしたメーカー様に御懸案の事項があった場合すぐに伺うようにしています。大手メーカー様は東南アジアに工場を持っていて汎用性のある部品は現地調達しています。私たちは中国や東南アジアでは製造できない、調達できないような部分を担っていかなければなりません。

これから超精密部品が必要とされる分野はどのようなものがありますか。

水素燃料電池セパレーター

水素燃料電池セパレーター
(Φ0.2mm×L20mm×30貫通穴)

これからは医療や燃料電池など、微細な加工品を必要とする分野に積極的に関わっていきたいと思っています。光輝化成は超精密で薄肉な部品の製造に関しては高い技術を持っていますから、この分野の大手企業様からも引き合いがきています。
ドットプリンタの分野では微細な穴あけの実績があるので、水素燃料電池の分野でφ0.22mmの製品を製作しています。直角にまっすぐ、しかもこの細さの穴を開けることはかなりの技術が要求されます。

時代とともにミクロ単位の精度が求められる新しい技術領域がでてくるのですね。

医療や燃料電池に限らず、どの分野でも技術はコンパクト化、軽量化が求められます。光輝化成はこのコンパクト化、軽量化を追求して、次の技術領域に進みたいメーカー様に必要とされる企業でありたいです。ですから、メーカー様に対しては小ロットの試作品も喜んで対応させていただきます。是非とも一緒に新しい夢のあるものづくりを通して社会に貢献していきたいですね。

ありがとうございました。

  • 時代が求める超精密なものづくりに対する大きな信頼
  • 光輝化成さんは、未来へ向けて「ギアチェンジ」を進めています。

光輝化成

超精密なプラスチック成形加工を得意とし、高精度歯車をはじめ、水素燃料電池などの部品を製作しています。

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