有限会社港北テクニカ

使用者の立場にたった安全性・利便性の高い設計|港北テクニカ

有限会社港北テクニカ

〒224-0014 横浜市都筑区牛久保東3-1-8
代表電話番号: 045-593-1674

配電盤、分電盤、制御盤、冶具の設計・製作

港北テクニカは配電盤、分電盤、制御盤、冶具などの設計・製作をおこなっています。試作品、特注品などのご依頼も承ります。

使用者の立場に立った安全性・利便性の高い設計

  • 港北テクニカ
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港北テクニカは工場の電気設備の配電盤や分電盤、制御盤、また、工事現場などの省力化と安全性を高める冶具の設計・製作を一貫しておこなっています。

企画段階の試作品や特注品の製作依頼も承ります。お客様と打ち合わせを重ねながら形状や機能などの製品仕様を決め、設計・製作をします。

扉に設置する電子ロック機能付きの制御盤の製作実績があります。ご依頼をいただいた際の仕様は右扉用・左扉用と分かれていましたが、左右共用型の設計にすることで制作コストを下げる提案をしました。在庫で保管する際も共用型の方が利便性も高く、評価をいただきました。

はまリンク取材班が社長に突撃インタビュー


社長の経歴を教えていただけますか?

20歳の頃、複写機メーカーの修理・メンテナンスをしていましたが残念なことにその会社が倒産してしまいました。それからは今の会社の業務につながる配電盤の設計・製作の会社に勤めました。そこで設計から工程管理まで配電盤製作の過程を全てやりました。また、営業としても現在のお取引先様である電気設備工事会社を担当していました。そして1990年に独立して港北テクニカを設立しました。

当時から会社設立を考えていたのですか?

実は会社を設立するというより漠然と会社を辞めることを思い立ったんです(笑)。後任の営業担当を連れお客様に挨拶周りをした際に、お客様から「有限会社をやるなら口座をとってやる。それか転職するなら新しい会社の名刺を持ってこい」という話をしていただいたんです。その思いに応える形で「有限会社」を選びました。そのお客様とは前の会社から考えると30年以上、今もお取引を続けさせていただいています。「港北テクニカ」という社名も当時のお客様に命名してもらったんです。

お客様との信頼関係が会社設立につながったのですね。

信頼関係は重要ですよ。今の会社では試作品や特注品を扱うことが多くあります。その場合、お客様からのご依頼をそのまま設計するだけではなく、「こうしたらもっとよくなりますよ」と私からもいろいろと提案をしています。

水谷社長

笑顔で取材に応じる水谷社長

お互いの信頼関係が成り立っているからこそ改良に対しての意見交換ができるのだと考えています。「なんとか作れないかなあ?」という製品企画をお客様と共に考え、図面化して、作って、納品する仕事ですから。

どのような分野の製品が多いのですか?

設備などの配電盤や分電盤、制御盤が多いです。また、工事現場などで使用される冶具、つまりは現場の省力化を図る機器の設計・製作もしています。現場で扱う機器であるため誰にでも安全に使用できる設計を心掛けています。

具体的な製作実績を教えていただけますか?

簡易型ヘルメット耐電圧試験機の設計・製作に携わりました。電気工事などで使用するヘルメットは6か月に一度、耐電圧の定期点検が必要です。その都度、試験機関に検査依頼をしていてはコストや時間がかかってしまうので、現場事務所でヘルメットを検査できる小型軽量な試験装置を作りました。水槽タイプの筐体(きょうたい)を作り、その中に水を入れ、電流を流すことによってヘルメットの耐電圧性を検査する仕組みです。当社ではその水槽タイプの筐体を設計・製作しました。

簡易型ヘルメット耐電圧試験機の筐体の設計・製作

  • 正面図

    正面図

  • 側面図

    側面図

その際、どのようなご提案をされたのでしょうか?

いろいろと提案をさせていただきしたよ。当初は筐体の外面に軽量化のためにアルミを使う予定でしたが、アルミでは中が見えなくなってしまうのと安全面を考慮して塩ビ板を使用しました。また、扉を閉めた時だけ高圧出力される仕様になっています。私からの提案だけでなく、話をしていくうちにお客様からもアイデアをいただきます。お互いの意図を汲み取ってより良いアイデアが生まれるんです。

アイデアの積み重ねから製品が生まれるんですね。

やはりお客様が良いねと言ってくれるものを作らないといけないんです。また、電気機器は安全であることが一番大切です。「安全で作業が簡単なこと」、単純ですがこれが全てです。先ほどのヘルメット耐電圧試験機でいうと、中が見える構造にしただけではなく注意書きを書いた銘板を外面に貼りました。「危険! 触るな!」というのは当たり前なことですが、文字表示があるのとないのとでは注意力が全く違いますから意外と大切なんですよ。

使用者の目線に立った設計をされているのですね。設計から製作まで一貫しておこなっているのですか?

工作機械も備えています

工作機械も備えています。

外注する部分もありますが、設計はもちろん、組立、試験は自社の工場でおこなっています。品質を管理し安心できる製品を製作するため重要な工程は自分の目で確認しています。お客様のご依頼を責任をもって承ります。

  • 信頼の相乗効果から生まれる新しい製品アイデア
  • 港北テクニカさんはお客様との信頼と製品の改良を積み重ねます。

港北テクニカ

配電盤、分電盤、制御盤、冶具などの設計・製作をおこなっています。試作品、特注品などのご依頼も承ります。

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